政務調査費

政務調査費・関連メニュー

岡山市議会平成27年度政務調査費住民監査請求(2017.04.25)

岡山市議会の平成27年度政務活動費の住民監査請求にあたって

NPO法人市民オンブズマンおかやま

 
1 岡山市議会の政務活動費の支出のされ方は、平成25・26の両年度には、相当に改善されました。平成19、20年度の政務調査費についての判決が平成25年に確定し、判決に沿って支出の見直しが行われたためと思われます。
2 ところが、平成27年度は、25・26年度と比較して、政務活動費の支出の規律がやや緩んでいます。平成27年4月の市議会議員選挙の後に新たにできた会派の緩みが顕著ですが、それ以外の会派でも傾向は違いません。
3 市民オンブズマンおかやまは、平成19年度以降の政務調査費について毎年住民訴訟をおこしてきました。19〜23年度分については一部の返還請求を命じる判決が確定し、24〜26年度分は岡山地方裁判所で審理中です。
 この間、22、23年度分の判決は、おおむね19、20年度分の判決にならいながら、部分的によりオンブズマン寄りの判断をするようになっています。
4 今回の監査請求は、平成19〜22年度分の判決に照らして、@明らかに不適正なもの、A説明不足で適不適を判断できないもの、に限定して行いました。
 岡山市議会の政務活動費の支出は、相当に改善したとはいえ、わたしたち一般市民から見て不適正なものがまだ多く残っており、また、提出されている資料が不十分なために「適正かどうかわからない」ものも残っています。
しかも、
ア 平成27年度の支出は、25・26年度と比べて緩んでおり、
イ 昨年には、審議会で否定されましたが、政務活動費を増額しようとする 動きがあり、
ウ わたしたちが求めている領収書のHP公開はいまだに実現していません。
(陳情が一度は不採択になり、再度出した陳情は継続審議のままです。)
5 岡山市と市議会の各会派は、今後、
 ア 政務活動費の支出基準をさらに見直し、
 イ 領収書をHP公開して、市民に対する説明義務を果たすことが、
  強く求められます。
6  わたしたちは今後も、引き続き政務活動費の支出の監視を続けます。また、政務活動費の会計帳簿の提出や、HP上での公開を求めて、活動を続けます。


■トップページへ■     ■このページの最初へ■

認定NPO法人市民オンブズマンおかやま事務所  岡山市北区奥田1丁目11番20号
 メールでのご意見はこちらから。
Copyright(C)2005-2017 市民オンブズマンおかやま All Rights Reserved.